アクセス解析を見たところ、何故か「プランター栽培 インゲン」で検索して
来て下さった方が多かったようで・・・。
全然使える情報じゃなかったですね。申し訳ない。
というわけで。経験をふまえた情報を少々。
インゲンのプランター栽培。
今年の春蒔きで、初挑戦してみました。
種類は「モロッコいんげん(つるあり)」、市販のものを購入。
5月初旬に播種。80cm位の姫竹の支柱を立てて栽培しました。
収穫は、8月いっぱいまで出来ました。量は・・・、う~ん。
プランター1つで、インゲンの天ぷら2人前×3回分ってとこでしょうか。
もうちょっと採れると思ったんですけどね。
今年の夏は暑かったから、厳しかったのかも。
でも、小ぶりながら、もっちりとした食感で美味しかったです。
栽培方法については、あくまで目安として。
興味のある方はつづきをどうぞ。
【播種~たねまき~】
播種時期・・・気温25℃前後が発芽に適している。
目安として、「桜の季節」が終ってから。
種袋の説明によると、4月~8月いっぱいまでOKだそう。
秋蒔きは出来ないみたい・・・。多分、寒さに弱いからだと思います。
土・・・市販の「野菜の土」を使いました。
購入したものが、ちょっと軽めで、柔らかすぎるようだったので、
赤玉土(中粒)を、野菜の土3:赤玉土(中粒)1の割合で混ぜました。
肥料・・・豆類は、無肥料でも良いかと思うのですが、今回は化成肥料を使いました。
プランター一つ当り、軽くひとつかみ。
容器・・・10㍑のプランターを使いました。
大きいサイズの方が良いかもしれませんが、スペースの都合もあるので。
こまめに水やりができるなら、このサイズでも十分だと思います。
その他・・・豆類は、種を前もって水に浸しておくようにしています。
種を蒔く前夜、寝る前に。(何か煮豆を作るのと同じ手順ですね)
種類によっては、そのまま蒔けるものもあるみたいですが・・・。
水に浸した方が発芽率が良いと思います。
プランターに5ヶ所位×3~5粒ずつ、千鳥状に蒔きました。
【栽培】
発芽・・・種を蒔いてから5日~1週間位で芽が出ます。
今回は、蒔いた種の全部が発芽!!
発芽率6~7割、と予想してたので、嬉しい。でも、ちょっとあせる。
間引くかどうか、悩みつつもそのままで育てました。
ちょっと、混み合ってるかな・・・とは思いましたが、きちんと育ちました。
栽培場所が風通しの良いところなら、少し密に育てても大丈夫だと思います。
支柱立て・・・今回は「つるあり」だったので、本葉が出て、ツルが出てから支柱を立てました。
支柱はホームセンターなどで売られている、竹製の高さ80cm位のものを
プランター1つ当りに6本立てて、支柱同士をビニール紐でくくって補強しました。
水やり・・・基本的に、朝1回。時間は6:00~7:00頃にしてました。
7~8月は、夕方に土の乾き具合を見て、乾いていたら水をあげてました。
ベランダ栽培なら、もう少し頻繁にしたほうが良いと思います。
病害虫・・・特になし、でした。
「コガネムシ」にちょっとだけ葉っぱを食べられた。
それと、ウチの犬も食べてました。
【その他】
インゲンの種は、大きくて扱いやすいので、植物を育てた経験があまり無いと言う方に
オススメです。種が大きい=芽も大きい、ですので芽が出たときの嬉しさも!だと思うので。
インゲンの葉っぱは、案外可愛い形をしています。
毎日の水やりのついでに観察してました。
今回の、モロッコインゲン(つるあり)は白くて小さい花が咲きました。
咲いてから日を置かずに散って、小さな実が出来ています。
ほんの数ミリサイズなのに、ちゃんと「豆」のさやの形をしていて可愛いです。
収穫。実はちゃんと日数を覚えていないのですが、
花の後1週間~10日位で収穫していたように思います。
豆のさやを触って、中の実が実っていたらOKです。
食べ方ですが、今回は最初に収穫したのを天ぷらにしたら、
もっちりとして甘味があって、すごく美味しかったです。
なので、2回目・3回目も天ぷらで。
胡麻和えも美味しいですね。
最後に、インゲンって最盛期になるとスーパーマーケットなどで、
結構な分量が入って100円とかで売られてたりします。
種とプランターと土と肥料と支柱etc・・・と用意すると、買ったほうが・・・と思います。
でも、植物を育てて収穫するのは、ほんっとに楽しいので、興味を持たれたら是非!!
来年の春、桜の後に挑戦して下さい。