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やや晴耕雨読な日々

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紅の二尺伸びたる薔薇の芽の針柔らかに春雨の降る

春です。

職場に若いコが入りまして。
ちょっとしたギャップに苦笑いしてたりします。
15の年齢差があるので、ムリもありません。

職業上「尺貫法」は割と頻繁に使うので、
まずはコレやな~・・っと。

「寸と尺って何センチ?」

ってとこから行ってみた。

「???」

ってリアクションでした。

学校で習ってません!!・・と。

「あ~。そうなんや??
寸は約3㎝。で、10寸=尺、尺は約30㎝。
そやから『一寸法師』の身長は3㎝。」
とか、指で3センチくらいを示しながら、優しく言っておきました。

「間」とか、「本間」「京間」の話はもうちょっと先にしようと判断しました。

とりあえず
「1坪=3.3㎡」はもれなく言っておきました。

・・が。
が、ですよ。

イヤイヤ、習ったよ?
習ってるって!

どこで習ったかな~・・っと。
遠い記憶をたどり、かつ、折よく高校の同級生数人とお茶する機会があったので判明しました。

そこで、タイトルに行きつくワケです。

紅の 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針柔らかく 春雨の降る

中学か高校の現国です、たぶん。

正岡子規の句ですが。
確か、正岡子規が肺結核の病床で詠んだ句ですよね。


ここで、尺≒30㎝って習った気がする。
二尺≒60㎝ほど伸びた薔薇の芽、その先端には紅い蕾が付いてる。
そこに降る春の雨。
私は生きて、この薔薇が咲くのを見られるだろうか・・と。

こんなしっとり美しくも哀しい句で、尺貫法(一部だけど)を習ってたんですねぇ・・・。

私は前半しか覚えてませんでしたが、友人の一人は完ぺきに覚えてました。
すごい記憶力です。

気になったので、イロイロ聞いてみると、
「学校で習った」は結構少数派らしい。

でもでも。

釣りをする人なら「尺鯵」とか言うじゃないですか?

お花好きな人なら「〇号鉢」の「号」って3センチで、
10号鉢のことを「尺鉢」って言いますよね?

・・・あ。
たまたま私の好きなことが、そういうジャンルなだけか。

「自分が知ってることは、簡単だから誰でも知ってる」って思いこみはよろしくない・・と。

勉強になりました、はい。
ちょっと反省であります。

それにしても若さの美しさよ。
羨ましくは、ないけど。



仕事に追われてる間にも、
トマト苗はスクスク育ち。

草丈3~4寸程に(しつこいから・・笑)






本はそこそこ読めてます。



今年の10冊目。

植物図鑑

有川 浩 / 角川書店(角川グループパブリッシング)




今年の11冊目。

オー!ファーザー

伊坂 幸太郎 / 新潮社







ここまで書いて思い当たる。

一寸法師って・・・。
お椀の舟に箸の櫂・・って。
ムリがあるかも??

盃の舟に爪楊枝の櫂・・くらいが寸法的に妥当かもしれん。
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by yaya_seiko_udoku | 2011-04-24 07:00
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